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士郎 正宗

青心社

グループ:Book

ランキング:42455

価格:¥ 924

ポイント:9 pt

発売日:1985-11

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カスタマーレビュー

ちょっと無理したかな   (2006-06-07)
アップルシードシリーズで個人的に2巻は失敗だなと思います。作者がまだ登場人物のキャラや世界観を固定出来ずに必死でアクション大作にしようとした無理感のあるストーリーだったように思います。なんかハリウッド風にアクションを詰め込んだような。そのせいでESWATという組織がどういうものか描けきれてないような作品です。

エデンの園のりんごの種   (2004-08-24)
りんごとは地球のことを指すのだろう。宇宙に浮かぶ青いりんごだ。また、エデン=理想郷からの人類の追放をも意味するのだろう。「りんごの種」とは、あまい果肉にうまった硬い種であり、新しい種=新たな理想郷、新たな人類を生むものという意味だろう。

士郎正宗は、この作品で人類は理想郷を作り出せるのか?、作り出せたとしても理想郷を維持する人間を継続的に生み出せるのか?、真の理想郷とは何か?、という思考実験をしたかったのだと感じる。理想郷を作り出そうとしているのは、この物語の舞台となる人工都市オリュンポスの、理性と感情のバランスのとれた作られた人類=バイオロイド達と総合管理局を構成するコンピューターだ。オリュンポスの「総合管理局」は、コードウェイナー・スミスの人類補完機構のように、来るべき次の世界大戦の後の世界を管理している。

マンガの濃さが良い。   (2004-03-20)
マンガの濃さが良い。
一般的には内容の薄いマンガの方が受けが良い。
この作品は圧倒的な情報量で展開する。
面白かったです。

難解ではありますが   (2003-10-20)
一巻の何気ないシーンが伏線になってたり、長老の会話の内容がイマイチ掴めなかったりと、難解ではありますが、呑み込めれば最高に面白いっス。多分このシリーズで最高の出来。

人類の岐路についての、一つの提言があります。   (2000-11-10)
本書は、娯楽近未来SFアクション漫画で、非核戦争後がその話の舞台です。なお、非常に長いサイクルですが、書き下ろしのシリーズ漫画です。作者のこの作品の画力・表現力は、他の漫画やエンターティマントに与えた影響は非常に大きいと思います。その数ある巻から、この2巻を選んだ理由は、この巻におけるメインテーマとして作者が取り上げ、そして語る人間社会の「豊かさ」の問題点とその原因が余りに慧眼と思え、私の実生活に反省を促してくれるためです。このテーマを「理想郷モノ」とした場合、数多くの内外問わない名作が漫画・小説・映画がありますが、正直言って、この作者の言い分が一番的を得ているように思います。その内容は是非 ご自分で確かめてみては。「生きるのに不器用な主人公が選択する未来を我々も歩めるか?」、ついつい詠み返すたび考えてしまう私です。

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