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西原理恵子

毎日新聞社

グループ:Book

ランキング:592

価格:¥ 880

ポイント:8 pt

発売日:2007-07-20

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カスタマーレビュー

サイバラという才能   (2008-10-24)
著者の作品は「まあじゃんほうろうき」から読んでいます。
あの頃、僕は大学生だったから相当経っています。絵がヘタ(ヘタウマなのですが)で
ちょっと毛色が変わったギャグ漫画家。それから作品を重ねるにつれ、「すごい才能」
だなと感じるようになりました。一方で、きっと著者は「鼻で笑っている」ような感じ
も受けています。作品の変遷を考えると、「意図的」に作風とテーマを変えている感じ
もうけますし、著者のインタビュー等を踏まえると、「感動させるのは簡単」という
ある意味反意的な思惑も感じます。
「お涙頂戴」的なテーマを「あえて」描いたのか、「書かざるを得なかった」のか、
著者に聞いてみたい気がします。

それでも、サイバラ(以前はカタカナで記載されてましたね)という才能は非常に稀有
であるのだと、きっと著者本人からは軽蔑されるだろうなと思いながらも感じています。
本作品はどうなの?と聞かれれば、迷わず「買い」と答えます。

できれば、以前の作品も読んでください。違う趣きで「本当に面白い」です。

うあ〜ん!   (2008-08-13)
何年も前ですが、TVでサイバラさんの特集をやっていた時、
(作品で)笑わすのと泣かすのどっちが難しいですか、みたいな質問をされて、
「(どっちも)同じことじゃん。感情の極みでしょ」と答えてたのを思い出しました。
『出戻り編』は、まさにその両極を体験させてもらいました。
笑わすだけ笑わせられて、最後思いっ切り泣かされた…。

鴨ちゃんとサイバラさん、そしてお子達は、やっぱり凄い絆で結ばれているんだなぁ。
たぶん作品として描かれていない部分では、いろいろあったと思うんです。なにかと、パない御夫婦でしたから。
でも、やっぱり最後に残るのは、愛情というエキスだけ。
それもサイバラというフィルターを通すと、このように綺麗に精製される。
サイバラ、天才!

ああ、切ない。   (2008-05-29)
この人の漫画を読んでると、
どうしようもない人たちがたくさん出てくる。

だけども、そこらへんに仕掛けられた「ほんわか」ポイントとか
「切ない」ポイントとかにいつもやられて、
自分
こどもとか、だんなとかが無性に愛しくなったりしてしまうという
効能がある。

4巻はもう、めちゃ切ないです。

が、得られる物は大きい。

こどもってスゴイ   (2008-05-27)
とくかく、涙が出てきました。
西原さんにとって、鴨ちゃんとこどもたちの存在がどれほど大きいことか、胸に迫ってきました。
最後の見開きのページは鳥肌が立つほど感動したし、これからも毎日かあさんを応援したいです。
1巻目から読み直すと、さらに深く感じるものがあります。

家族   (2008-05-02)
とてもありきたりな感想になるが想い想われることの強さを感じる。

既刊誌上での西原さんの言葉
『好きになった人を嫌いになるのは難しい…』

一緒にいると傷つけ合う、
離れてもまた一緒に居たくて、
無頼漢の子煩悩さがかわいくて、
自傷すると分かっていて酒をやめられない姿が歯がゆくて…
ありとあらゆる思いが『君にあえてしあわせだった。』
この言葉に集約されて愛おしくてたまらなくなる。

人を愛することは極論自己愛だと思うが、
二人の自己愛が家族を作り、子供に人を愛する思いが受け継がれていく。

書きなぐりの絵の中に西原さんの愛情を通じて生き物の普遍性を感じる秀作。

女性はもちろん、結婚にこれから向かう男性にも読んでみて欲しい。

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