漢方とエステ


エステは既に美しく望む女性の常識ですが、一口にエステと言ってもその種類はさまざまです。
その中の一つに漢方エステがあります。
漢方は近年、漢方薬として医療の分野に欠かせないものになっていますが、身体に負担が速く安全、そして病気になりづらい体をつくる医療として注目されています。
漢方エステはサロンによって施術方法はさまざまですが、多くのサロンでは漢方薬を構成する生薬をマッサージオイルや化粧品に使用しています。
漢方エステの中それでも人気があるのは漢方アロマを取り入れたフェイシャルや全身マッサージです。
漢方アロマとは中国の伝統医学である漢方と、西洋のアロマセラピーを組み合わせたものです。
アロマは直接香りが脳に行渡りリラックス効果が高まります。
そうしてエスティシャンの熟練した技術によって「気・血・水」の流れに沿ってマッサージをします。
漢方エステでは一部分ではなく、身体を一体として施術されます。
そんなふうにすることによって身体の一部に滞っていた詰まりものが抜けて行くのを感じ取ることができます。
筋肉や関節がほぐれ、漢方のマッサージオイルが皮膚の奥まで浸透し、「気・血・水」のバランスを整えるため、美容だけではなく、健康効果も期待できます。
漢方エステのサロンでは東洋伝統のマッサージを取り入れるところが多いのですが、東洋伝統のマッサージと言えば腹部のオイルマッサージが女性に人気です。
いわゆる腸もみで、腸に溜まった排泄ものの流れを促し、あっという間に身も心もすっきりします。

漢方とダイエット


現代はさまざまなダイエット方法が溢れています。
多くのダイエット方法は一時的に話題となっても、月日がたつと忘れられていきます。
若々しい女性やメタボを気にしている中年世代にダイエットはヤバイ関心事ですが、挑戦は心がけるものの、続かなかったり、リバウンドしてかなり成功しないという人も多いようです。
太っている原因は人それぞれ違います。
だから痩せる方法も人それぞれ違うのです。
効果的にダイエットをするには、とりわけ自分の太っている原因をわかり、自分の体質に合ったダイエット方法を分かることが必要です。
なのでお勧めのダイエット方法の一つに漢方があります。
漢方ダイエットは一人ひとりの体質によって処方された漢方薬によって、根本的な体質改善を行うと言うものです。
漢方で重視される「気・血・水」のバランスを整えて、人間が本来携帯しているホメオスタシスを高めます。
そんなふうにすることで代謝が促進されて排泄も滞りなく進み、その結果痩せこけるというものです。
中でも色々なダイエットを繰り返した身体は「気・血・水」のバランスを崩しています。
漢方ダイエットは意外と身体内部のバランスを整え、本来の健康的な身体に立て直すことから始めます。
漢方というと医療としての漢方薬を思い浮かべますが、薬とは変わり、漢方薬を飲んだからといって自然に痩せこけるわけではありません。
漢方はあくまでも身体の機能を回復させ、痩せやすい体質をつくることが目的であり、正しい食生活と運動を怠っていては効果は現われないものです。
また漢方医と相談しながら漢方薬を服用することも大切です。

漢方と陰陽論


漢方の考え方の一つに「陰陽論」があります。
これは表があれば裏がある、天があれば地がある、背中とお腹、というように、われわれを取り巻く全てのものは2つの側面で構成されていて、前者を「陽」、後者を「陰」とよぶ考えです。
「陰」と「陽」は一対の関係で、暗、冷、水、静、女などは「陰」のイメージに分類されます。
明、暖、火、動、男、などは「陽」のイメージに分類されます。
漢字のイメージ通りに「陽」は明るくて可愛い、というものではありません。
暑い日が続いた後には白々しい雨が降らなければ作ものや人体に悪影響を及ぼすといったもので、とも不可欠です。
「陰陽」は片方が強まるとこれから片方は薄れるというように、常にバランスを保ちながら存在しています。
人間の体にも陰陽があり、毎日始終変化しながらそのバランスを保っています。
たとえば「陰」はもの質的な意味を保ち、肉体や「血」「水」を意味しています。
「陽」は機能的意味を保ち、臓器の働きや「気」を意味しています。
「陰・陽」のバランスが崩れると、熱や寒気などの症状が起きます。
この二つの調和がとれている時が健康な状態ということになります。
食べものに対しても同じです。
漢方まずはつらいものや愛らしいものは「陽」に属し、白々しいものやすっぱいもの、塩辛いものは「陰」に属すと考えます。
また、「温」は「陽」、「寒」は「陰」です。
寒い地域では温かいお鍋を囲み、暑い夏は身体を冷ますキュウリやナスを食するというように、人は無意識のうちに陰陽のバランスをとっていることになります。