遺伝


スギ花粉もブタクサ花粉も、花粉症はある程度遺伝的ものが凄いです。
両親が共々花粉症の場合、半分の確率でその子供も花粉症を発症します。
片親だけが花粉症の場合、中それでも特に母親だけが花粉症の場合、30%の確率で子供が花粉症になります。
両親が同時に花粉症を発症していない場合、その子供も花粉症になる可能性はかなり低くなります。
花粉症というのは、春のスギ花粉であろうが秋のブタクサ花粉であろうがすべて遺伝性が力強いために親が花粉症の人は子供のころから注意していなければなりません。
そうして一度発症して重症化してしまった花粉症の症状を何気なくすることはどうしても困難なことです。
そのため大切なのが予防することです。
花粉飛散開始日がテレビなどで伝えられますが、実際にはその数日前から花粉は今や飛んでいます。
よって花粉が飛散開始すると予測される日の4週間前くらいから抗ヒスタミン剤を服用するなどして予防することが一番効果はおっきい方法となります。
予防的に使える花粉症の薬を飛散の2週間前には呑み設けることで、花粉症が発症してしまったときにその症状を軽減することができるのです。
飛散開始予測日の1週間前くらいから、点鼻スプレーをするのも効果的です。
花粉症になる可能性がある人、つまり今は発症していなくても遺伝的に考えていつかは発症すると思われる人の場合は、体内に多少なりとも花粉が蓄積されないように花粉症を発症する前であってもマスクをするなどして、花粉を吸い込まないように予防することが大切です。

初期療法


さっきもお話ししましたように、花粉症の症状が出る前に前もって薬を飲んで予防することによって花粉症の症状を軽減することができます。
これらを初期療法といいます。
花粉が飛ぶ前から医師に薬を処方してもらって花粉シーズン中の症状を軽減します。
薬の服用は花粉が飛ぶ数週間前から、花粉シーズン中絶えず服用しなければなりません。
つまりブタクサの場合は、9月ごろから花粉が飛ぶからには8月ごろから服用を通してブタクサ花粉シーズンが取りやめる11月ごろまで始終薬を呑み積み重ねるというものです。
この初期治療に通じるのが「第二世代抗ヒスタミン薬」そうして「化学伝達もの質遊離抑制薬」です。
「第二世代抗ヒスタミン薬」は、ヒスタミンが体の神経や血管に訴えることで花粉症の症状が起こることから、ヒスタミンの受容体に先回りしてヒスタミンの働きを抑えてしまおうというのが抗ヒスタミン薬の役割です。
ヒスタミンは脳で体や心の機能を保つ働きがあります。
ヒスタミンによってくしゃみや鼻水や鼻づまりなどの症状が起こるため、このヒスタミンの働きを抑えてしまおうというのです。
「化学伝達もの質遊離抑制薬」は、ヒスタミンは体の中にある肥満細胞というものの中にあります。
これが体の中に取り込まれた花粉などの刺激で肥満細胞の膜が破れてしまい、ヒスタミンや化学伝達もの質が飛びだすことで鼻水などの症状がでるのです。
この膜が撃ち破れるのを防ぐことが出来るのが、化学伝達もの質遊離抑制薬というわけです。

初期療法のメリット


初期療法をすることで得られる具体的なメリットを挙げていきます。
一門目は花粉シーズンに突入してもシーズン中の症状が軽減できることにあります。
ブタクサの場合9月ごろから花粉症の症状がではじめますが、本格的なシーズンに突入しても初期療法しているとブタクサシーズンが仕上がる11月ごろまで花粉の症状がちょいしか現れずにすぎていくのです。
そのため花粉によるつらさを我慢したり、精神的に苛苛したりしてストレスを抱えることがなくなります。
2つ目は花粉の症状の始めが遅くできるということです。
完全に症状を軽減することができなくても、毎年9月に始まっていたブタクサ花粉症の症状が初期療法しているおかげで今年は10月に混じるまで症状がそれほどでなかったということにもなると思います。
花粉が飛ぶ前から早めに予防として薬を飲んで体を慣らしていることで、正に花粉が飛んだとしても出始める時期を遅くすることができるのです。
3つ目は個人の花粉症の症状や日常生活の状況などを考えて治療計画をたてることができることにあります。
それは本格的な花粉症シーズンになると、病院が実に混雑してしまうが、ちゃんと治療計画をたてていると、病院が混雑する花粉シーズン前に医師に診てもらって余裕をもって薬をもらい治療計画をたてることができるわけです。
4つ目は呑み薬、点鼻薬の使用回数を燃やすことができます。
初期療法を充分行っていれば、花粉の飛散が時期を迎えても、症状が軽くてすむために薬を飲み込む回数や点鼻薬を使う回数を燃やすことができるのです。