くも膜下出血の髄膜刺激症状その1


くも膜下出血の症状や、発作として、強烈な頭痛が一般的に知られています。
これは本当に、ご存知の方もいるようで、耐え難い頭痛、イコール、くも膜下出血、というイメージがありますよね。
また、このときの症状で、嘔吐や吐き気などもあります。
一段と、項部硬直(こうぶこうちょく)という症状も起こることがあります。
これら症状のことを髄膜刺激症状と呼びます。
髄膜刺激症状というものは、くも膜下出血を発症した場合、だいたいのケースにおける症状です。
たとえば、脳梗塞などの症状、または脳出血などの症状とは違って、くも膜下出血では麻痺、失語などの神経症状はでないことが多いです。
くも膜下出血の症状で最も多い症状が、頭部の激痛です。
何ら殴られたようなかなり耐え難い頭痛が急に起こります。
この頭痛は出血の量にも関係しているので、いまいち出血していないケースですと、少しの頭痛しかしないそうです。
ですが、これがくせものであり、小気味よい頭痛で済ませてしまい、後に一大ことになるケースもありますので、気をつけたいですね。
くも膜下出血による頭痛の特徴は、何と言っても、忽ち起こるということです。
勿論、普段の頭痛とは違う感じがすると思います。
そうして、それが数日間も貫くケースもあります。
一気に吐き気や嘔吐、時によっては意識障害も発症しますから、頭痛とこのようなことがあった場合は、必ず受診してください。
くも膜下出血は、ある日、ぶらりと、思いがけず発症してしまう病気なのです。

くも膜下出血の髄膜刺激症状その2

さて、くも膜下出血になった場合、意識障害を起こすケースがあります。
では、これは、どのように見つかるのでしょうか?
それは、くも膜下出血特有の、頭痛がした後におきます。
頭痛の後、数分の間で意識を失うケースがあります。
頭痛が起こってから、少し五分とか、十分とか、それくらい少ない時間です。
おんなじくも膜下出血になった人も、程度が軽々しい場合は、意識を失わないケースもあります。
これは脳内で起こった出血の量に関係していて、量が少ないときは、意識も大丈夫とのことです。
ですが、脳内の出血が多く、重症の場合、意識を失います。
一度、意識を失ってしまった場合、数十分ほどで回復するケースもありますが、重症ですと、ただただ意識が戻らないケースも多いです。
そうしたら、先刻述べました項部硬直ですが、これは髄膜刺激症状のひとつです。
項部とは、めったに聴きなれない言葉ですよね。
ご存知ない方も多いでしょうが、うなじのことを項部と呼びます。
ですから、項部硬直とは、うなじあたりの硬直のことを言います。
うなじを中心にした、首の付け根あたり、または肩周辺、その周辺がごつく張ってくるのも、くも膜下出血の症状です。
では、この項部硬直は、どのように診断するのでしょうか。
とりわけ、患者さんを仰向けに寝かせます。
そうして、枕をはずし、首が持ち上がるか検査してみるとわかります。
本来、患者さんがあごをあげた時、胸に引っ付くくらい首が曲げられるのですが、項部硬直が発症している場合、これが出来ません。

くも膜下出血はいつ起こるのか


くも膜下出血は、いつの時間帯に起き易く、発症する条件は如何なることなのでしょうか?
本当は、起き易い時間帯など特定されていず、24時間、一日中、いつでも発症してしまう危険危があります。
ですから、日中の活動中けれども、眠っている間けれども、発症条件はともおんなじ割合で生ずる可能性があります。
病気によっては、寝ている間に起こりやすいもの、日中のほうが割に起こりやすいものとありますが、くも膜下出血はおんなじ割合です。
ですが、発症した時間帯の統計から見ると、朝6時からお昼のお昼まで、午後6時から夜10時までの時間帯、これら2つの時間帯がピークと言われています。
時間帯を選ばず、また、場所を選ばず起こる病気ですから、原因は遺伝的要素が奥深い可能性があります。
どうしても、くも膜下出血が発症したと疑われたら、救急車を呼び、病院で診断してもらいましょう。
そうして、早期に適切な治療を受けることをお勧めします。
脳の病気としてすばらしく知られている、脳梗塞、脳出血などは、高齢者や中年層に多い病気ですが、くも膜下出血は、40代、50代でも発症する可能性があるのです。
ですから、バリバリと働いていたお父さんが、ある日、さっさと、くも膜下出血になって仕舞うケースがあります。
日本国内ですと、年間、10万人中、ほとんど20人が発症しています。
そうして、女性が男性発症率のおよそ2倍近く高いのです。
女性のほうが、くも膜下出血が起き易いと言えるでしょう。

くも膜下出血の髄膜刺激症状その3

項部硬直が発症している場合、仰向けに寝て、首だけを曲げようとすると、曲げる行為に抵抗が起きます。
結果、頭だけでなく胸部が一緒に持ち上がってしまいます。
これで、項部硬直だと診断されます。
痛みをもらい、首が前に倒せないような症状になるほど、硬くなっている状態なのです。
また、手足をつっぱったように痙攣が出るケースもあります。
くも膜下出血の発作が起きてから、数時間たつと起きる症状ですが、これも出血が少ない場合は出ないこともあります。
また、髄膜炎になったときも同じ症状が起きます。
くも膜下出血という症状が起こる病気に、硬膜下血腫(こうまくかけっしゅ)という病気があります。
また、一文字違って、硬膜外血腫(こうまくがいけっしゅ)もあります。
脳は、硬膜、くも膜、軟膜、と呼ばれる膜で覆われています。
硬膜外血腫は、一番表面ものの膜、硬膜の外側に血腫が出来る病気です。
硬膜下血腫は、硬膜の内側、脳の表面に出血が起き、脳と硬膜の間に血液が貯まることによって、血腫が出来る病気なのです。
これらは、外傷が原因で発症することが多く、急性のものと、慢性のものがあります。
アッという間に発症する場合もあるかと思えば、2週間から誠に2ヶ月経ってから発症するケースもあります。
くも膜下出血ではないにしろ、硬膜外血腫も、硬膜下血腫も、アッという間に病院で診てもらわなければなりません。
髄膜刺激症状ではないかと疑いのある症状が出た場合、アッという間に受診ください。
家族でくも膜下終結を患った人がいる場合、定期的に人間ドッグをしたほうが良いです。
遺伝的に発症しているケースもあるのですから。