くも膜下出血と脳動脈奇形


脳動静脈奇形という病気を、みなさんは聞いたことがありますでしょうか?
これは、脳の血管の病気なのですが、生まれつきのものです。
動脈は、ご存知のように、体中の細胞に酸素と栄養を運んでいる血液を流す血管です。
動脈は、細部になると枝分かれを通じています。
そうして、細くなったものを、毛細血管と呼びます。
毛細血管が細胞と直接、連結していて、酸素と栄養を細胞に渡します。
そうして、共に二酸化炭素と老廃ものなど、不要なものを細胞から捉え、血液に立て直すのです。
これらの血液を流す毛細血管が集合して静脈になり、血液は心臓へ戻されます。
脳動脈奇形はどうして見つかるのかと言いますと、脳の血管が形成される時、なんらかの異常が発生することが原因です。
これによって、毛細血管が形成されず、動脈と静脈が向かう病気なのです。
こうなりますと、本来は細く流れることで、分散されている動脈の圧力が、静脈系に直接加わることになります。
そうして、少しずつ大きくなって仕舞うことがあります。
そうして、出血を起こす危険性が高くなります。
血管の出血部位によっては、くも膜下出血として、また、脳内出血となることもあります。
くも膜下出血や、脳内出血になる可能性があるだけでなく、周囲の脳の活動にも影響を与えます。
こうなると、けいれん発作などを起こすこともあります。
出血していない場合は、画像診断によって判断することが出来ます。
CTスキャン、また、MRI検査で診断し、いぶかしいケースは脳血管撮影を行います。
これで最終的に判断します。

若い人も発症するくも膜下出血

みなさんの周囲にくも膜下出血で亡くなった方はいらっしゃいますか?
以前、私が勤めていた会社の上司で、まだまだ40歳くらいの方でしたが、くも膜下出血で亡くなった方がいました。
前の日に会社でお会いして頂けに、突然のことで驚きました。
実に残念な経験です。
ですから、くも膜下出血という病気は死亡することもある、困難病気ですという認識が私の中まずはあります。
巨人の木村拓哉コーチもおんなじ病気で亡くなりましたよね。
彼もまた、突然のくも膜下出血でした。
ファンのみなさんもきっと、ショックだったことでしょう。
木村コーチは、また37歳でしたよね。
未だこの先、働き盛りという年齢だったのに、本人もさぞかし無念だったことでしょう。
このように、依然として若い方それでも、くも膜下出血で倒れるということが起きます。
このことで50代、40代の病気ではないことがわかりますよね。
現在では30代でもくも膜下出血になる方がいらっしゃるのです。
その原因は延々と言われていますよね。
高血圧であったり、喫煙を通じていたり、飲酒も大量にしていたり、また、他にも、ストレスをためるのもいけないようですね。
防ぐためには、事前に予防するしかありませんし、ルーティンで危険因子を除いて贈ることですね。
また、脳ドックで検査することもお勧めです。
そうしたら、遺伝も関係あると言われていますので、危険因子がなくとも、親族にくも膜下出血になった人がいるのであれば、十分に気をつけなければなりません。
脳ドックで早めに検査しておくと安心です。

脳動脈瘤を早期に発見しよう


くも膜下出血は頭痛として発症するようですが、めまいについてもあります。
頻繁にめまいが見つかるようになって、不安にもらい、人間ドッグや脳ドッグを受ける人もいます。
めまいの症状が出た人が検査してみたところ、未破裂脳動脈瘤が発見されたというケースもあります。
その方は、脳動脈瘤と疑われる動脈瘤がありました。
脳動脈瘤は、血管内に出来たコブみたいなものです。
これが破れて出血すると、くも膜下出血になります。
男性よりも統計的には、女性の方が多く発症しています。
また、現在、年間約100005000人の人が、くも膜下出血で死亡していると言われていますから、弊社も人事ではありませんね。
さて、その方の脳動脈瘤は、心からでかいもので、いつ破裂しするかわからないような、爆弾を抱えている状態でした。
このままにしておけば、いつか破裂し、くも膜下出血を起こします。
至急治療を開始すれば、くも膜下出血を未然に防げたというケースはかなりあるのです。
おわかりのように、脳動脈瘤というものは、早期に発見することが大切です。
なぜなら、ほとんどの脳動脈瘤は、破裂する前まで何も症状がありません。
ですから、本人は気がつかないことになります。
自覚症状がなければ、病院にも行きませんからね。
脳卒中の恐ろしういことは、その高い死亡数だけではありません。
位置づけとして、「要介護認定を受けた患者、その中で一番多い病気である」という事実です。
誠に、介護が必要とされる患者の4人に1人が、脳卒中であるというデータもあります。
このような病気は本人がしんどいだけではなく、家族にも大きな負担をかけて仕舞う病気ですからね。